「生を養うの道は、身を案んじ気を養い喜怒を欲せざるなり」と、この気がいわゆる「元気」であります。人は誰しもが、健康になりたい、元気になりたいと願うところでもあります。しかし運悪く病気になったときは、うれい嘆かぬことです。精神的な動揺（不安・焦り）は、かえって病状を悪化させる要因となりかねません。なぜなら、精神的動揺は体に備わっている防衛ホルモンのバランスを乱して、全身の器官や組織の働き合いがうまくいかなくなることが判っているからです。病気になったときは、病気になりきって、いらない心配はしないで養生に心がけることです。
ゆえに当店では、心と身は本来はひとつのものとの考えから薬治（応病与薬）とあわせて病気を治す時の心の持ち方と飲食の摂り方の重要性に力をそそいでいます。