日本中医薬研究会と世界中医薬学会連合会の共催で、日本で初の開催となる世界中医薬学会連合会アジア太平洋地域中医薬サミット(以下、中医薬サミット)・日本中医薬研究会第15回全国大会が4月7日(日)〜8日(月)の二日間、ザ・プリンスパークタワー東京で開催されました。
満開の桜に迎えられ、日本中医薬研究会会員と中国、韓国、香港、台湾、イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ロシア、パキスタン、タイなど世界の国と地域から生殖医学、皮膚科学、鍼灸の専門家が参集し、参加者は総勢約700名となりました。
近年、中医学が世界的に注目され普及・進展しています。中医学の本場から世界中医薬学会連合会と日本における中医学普及のパイオニアである日本中医薬研究会とが、合同で「アジア太平洋地域中医薬サミット」を開催し、世界的な学術交流と進化を促し、さらなる普及に取り組みました。日本だけでなく中国などにおいても人口の高齢化や少子化問題などに直面している今、中医学が問題解決の一端を担うことができれば幸いです。
※敬称略・順不同