中医薬薬膳学に基づく「薬膳レシピ」を紹介します。レシピは日本中医食養学会が作成しております。
毎回食材についての効能等もご紹介しておりますので、食材に関しての知識も身につきます。
「レシピを見る」をクリックしていただくとPDFファイルが開きますので、そちらをダウンロードしていただき、お客様に配布する等ぜひご活用ください。

日本中医食養学会

1994年に「国立北京中医薬大学日本校」を母体として発足。
健康に生活する上で重要な課題「食養」の研究と「薬膳」の普及を目的に、「薬膳のプロ集団」として活動。薬膳メニューの開発、各種薬膳講座の開催や講師派遣などを行っている。
「薬膳初級講座」を開設。「薬膳アドバイザー」・「中医薬膳指導員®」・「中医薬膳調理師」の資格を認定し、薬膳指導者を育成している。

日本中医食養学会のホームページはこちら

日本中医食養学会
バターナッツカボチャのスープ

バターナッツカボチャのスープ

かぼちゃは、甘味で、体を温め、脾胃の働きを高め、気を補い、化痰の作用があります。炒った種は、咳を鎮める働きがあるとされます。おなかが冷えている時に、かぼちゃは温めてくれます。同様にお腹を温めるナツメグ(肉豆蔲)と合わせると効果も上がり、より美味しくいただけます。

梨と菊花の蜂蜜和え

梨と菊花の蜂蜜和え

梨は肺を潤し、養生の助けとなってくれます。北京や天津などでは暖房で炭を炊いて非常に室内が乾燥するため、のどを守るために「凍梨」という凍らせた梨を溶かして、皮に穴をあけて汁を飲んでいたようです。梨は甘微酸・涼で、肺と胃に帰経して肺を潤すので、乾燥からくる咳などに良いとされ、解酒毒の作用もあると言われています。

なすと枝豆のサラダ

なすと枝豆のサラダ

なすは中医学では、体の熱を冷まし、消腫、活血の作用があるとされており、現代の研究では毛細血管の抵抗力を高める作用があるとされています。

とうもろこしご飯

とうもろこしご飯

とうもろこしの髭は玉米髭といい、利尿、血糖低下、利胆、止血などの作用があります。とうもろこしの利尿、利胆の作用をしっかり摂るには、実だけでなく髭も一緒に召し上がる事をお勧めします。

冬瓜と豆腐団子のスープ

冬瓜と豆腐団子のスープ

ウリ科の食材には利水の力を持つものが多くあり、その中でも淡味で利水の効果が強いのが冬瓜です。下腹部のむくみを取り、小便の出を良くし、喉の渇きをとめるのが主な効果であるといわれている。

揚げだし豆腐緑茶風味

揚げだし豆腐緑茶風味

緑茶は体を冷ます効果があります。また体に必要な水分を補って渇きをとる、解毒、眠気を覚ます、心経に入って気持ちを落ち着かせる効果がある。

筍とえんどう豆のサラダ木の芽風味

筍とえんどう豆のサラダ木の芽風味

筍は痰を取る作用があり、消渇を治すといわれている。また水道を利し、通便にも効果があります。

レバー入りハンバーグ赤ワイン煮添え

レバー入りハンバーグ赤ワイン煮添え

肝血が不足すると髪を養うことができない。腎と肝の機能を高め、不足した血を補いましょう。

金柑のクラフティ

金柑のクラフティ

春は紫外線が強くなってくる季節、肝の働きを調えてシミを予防しましょう。

大根と干し柿のなます

大根と干し柿のなます

なますは、お正月の食べすぎになりやすい時にも健脾消食が期待できるのでお勧めです。

えびと黒木耳の胡桃あえ

えびと黒木耳の胡桃あえ

温で腎に帰経するくるみとえびがたっぷりの和え物です。

鹿肉チャーハン

鹿肉チャーハン

陽と精を補い腎の働きに力をつける鹿肉と山芋、その働きを巡らせるニラのチャーハンです。