
鯛は消化吸収機能を高め、利尿効果があります。セビーチェに欠かせないパクチーやレモン汁はこもった熱を冷まし、消化促進に役立ちます。紫玉ネギは血流を良くし、唐辛子は冷えすぎを防止し、余分な湿気を取り除きます。

緑豆もやしときゅうりはこもった熱を冷まし、口の渇きを癒すはたらきや、利尿、解毒作用があります。
にんじんは消化機能の働きを整え、血液を補います。今回はかに風味かまぼこを使いましたが、元気を補う豚肉(ハムやチャーシュー)でも美味しいです。

クラムチャウダーの発祥はアメリカ。薬膳的には、不眠に効果的な食材を過不足なく組み合わせた、まさに安眠にいざなうスープになっています。

タイでは「カオマンガイ」、シンガポールでは「海南チキンライス」と呼ばれる、鶏肉を使った炊き込みご飯です。本来なら鶏肉を茹でたスープでお米を炊きますが、炊飯器を使うので手軽です。

豆苗はえんどう豆の若芽や茎で、ビタミンやミネラルが豊富な緑黄色野菜のひとつ。解毒作用があり、こもった熱を冷ますので、イライラや口の渇きに
もオススメです。

白菜は体内にこもった熱を冷まし水分を補うので、二日酔いで胃に熱がある場合や、口の渇きに役立ちます。
カリウムが豊富で余分な水分を排出するので、尿が出にくい方やむくみがちな方にもオススメです。

足腰がだるくなったり冷えによる痛みを生じたりしやすくなる冬は、カラダを温めて冬に衰えがちな腎の機能を補う、海老、マグロ、ニラ、カボチャ、クルミ、栗、シナモン、八角などを積極的に取り入れてみましょう。

豚肉は腎や消化機能を補い、カラダに必要な潤いやパワーをつけるので、疲労回復やから咳、皮膚の乾燥の対策におすすめです。ねぎは肺の機能を高め、鼻水や鼻づまり、ぞくぞくと寒気のするかぜの予防によく、カラダを温める効果もあります。

秋は肺の働きが活発になる季節ですが、同時に空気の乾燥などで肺や気管支を傷つけやすく、空咳や声がれ、のどの痛みが出やすくなります。こんなときにおすすめなのが秋に旬を迎える梨やいちじく、柿です。これらのフルーツは肺を潤す作用があるので、症状が気になる場合は積極的に食べてみてください。

にんじんは体内でビタミンAに変わるβ-カロテンが豊富に含まれています。皮に栄養が多いので皮付きのまま調理をするのがベスト。パセリはβ-カロテン、ビタミンC、Eが豊富です。ツナの原料のマグロは血や元気を補充し、貧血や疲れに効果的です。

トマトはこもった熱を冷ましたり、口の渇きをいやしたりする働きがあり、消化促進にもおすすめです。ブロッコリーを加えれば腎の強化に、黒きくらげなら血を補う働きがアップします。

旬の野菜は栄養価が高いだけでなく、その時期に起こりやすいトラブルを解消してくれるものが多くあります。たとえば夏野菜のナス、トマト、キュウリ、ゴーヤ、ズッキーニなどは夏の暑さで体内にこもった熱を冷まし、ほてりを鎮めてくれます。