豚肉は気力と体力をつけ、鶏卵は血や水分を補い、精神を安定させる作用があります。これに小松菜を添えると、身体に潤いを与える作用がアップします。
トマトは体の潤いを補い、口の渇きやのぼせを改善し、消化を促す作用があります。 キウイフルーツは体にこもった熱を冷まし、胃の働きを整えて、吐き気やげっぷを抑えます。
胃腸の機能を整え、余分な水分を出す豆類やはとむぎをスープにしました。気の巡りをよくする玉ねぎや消化を助けるにんじんを合わせるとお腹の張りを抑えることができるので、ぜひ加えてみてください。
ホタテはカラダに必要な潤いを補う働きと、精神を安定させる「安神」という働きがあり、情緒不安や不眠に役立つ食材です。卵もホタテと同様の働きがあり、精神活動を主る「心」に作用し、心に栄養を与える血を補う効果もあります。
陽気の高ぶりとともに亢進しやすい肝の機能を正常にし、イライラや落ち込んだりするなどの自律神経の不調を改善させる作用のあるセロリとトマトを使った水餃子のご紹介です。季節や症状等にあわせて具材を選べるのも、薬膳水餃子の楽しみの一つです。
卵の黄身は血を、白身は陰を補い、全体ではカラダに滋養をつけて精神を安定させる作用があります。 お茶に使用したリンデンフラワーはリラックス効果や消化促進作用があり、、悪寒より発熱が強い感冒の初期に良いハーブです。
黒胡麻や陰を補い痰を取る豆乳を使った蒸しパンと、今の季節にぴったりの桜を使ったお茶を合わせました。
クルミは腎の機能を補い、シナモンは寒さによる邪気を発散し追い払い、黒砂糖は血流を良くしシナモンの作用をサポートします。チャイに使用した牛乳は潤いを補うので、乾燥するのを防ぐ効果も期待できます。
黒米は脾胃腎に作用し、腎の機能を補ってカラダに必要な水分をチャージしたり、血行を促進する効果があります。また。落花生には、脾や肺の機能を高め、咳を鎮めたり便通を良くする働きがあります。
白きくらげは陰液を補い、肺の機能を潤し、乾燥や疲労による咳にも適しています。白きくらげのデザートに、肺に作用し咳や喘息を止める働きのある杏仁の入ったほうじ茶のミルクティを合わせました。
梨は熱を冷ましてのどの痛みによく、肺をうるおして咳や痰を取り除く作用があるので、秋の薬膳にかかせません。今回は同じく肺に作用し、口の渇きや皮膚の乾燥によい白きくらげを合わせ、じっくり蒸してみました。
西瓜は熱を冷まし水分を補うので、熱中症対策にうってつけの食材です。また西瓜の皮は利尿に優れています。今回は合わせて「マイカイ緑茶」もご紹介します。
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